遺伝子の不思議 | Inside Edge 

遺伝子の不思議


今日の昼過ぎに…電話に出ると、先方が名前も名乗らずに「お母さんいる?」と聞いてきた。
「私の母は日本にいます。ここにはいません。」と自信を持って答えると、先方はちょっと間を置いて「な、なに…何かトラブルでも…?昨日はスケートリンクで見かけたけど…」と、ここまできて、この声どこかで聞いたことがある…と、思い当たった人の名前を言ってみると、やっぱり…
先方は、私の声を娘Munchkin1号と間違えてしまったらしい。

うちのMunchkin達は、3人もいて誰一人私に似ておらず、3番目を生んだ時、また同じ顔が出てきたーと、本当にがっかりしてしまった。
その顔は、主人の遺伝子の濃さをあらわしていて、特に目元が動かぬ証拠とばかりに、3人とも糸のような一重目なのである。

それなのに、声だけは3人とも良く似ていて、私に似ているようで…なんでそんな目立たないものだけ…と少々不服にも思うのだが…私の実の母まで間違うほど似ているらしい。

聞けば人の遺伝子、99.8%が全人類を通して同じで、白人、黒人、黄色人種もそれは何ら変わらないらしいのだが、残りの0.2%が外見の違いを左右するらしい…たった0.2%の遺伝子が人の外見を決めてしまう。

今のところ、他に私の遺伝子を受け継いだと思われるものは外見的には見当たらない。

願わくは、そのたった0.2%の中に、肥満の遺伝子が受け継がれていないことを…