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冬季アジア*特別競技会





冬季アジア大会は、日本の選手や世界トップレベルの中国の選手ばかりに注目していましたが、こんな記事をみつけました。

国際スケート連盟(ISU)の加盟国・地域の選手でなければエントリーできなかったんですね。
開催国の手落ちのようですが、世界のトップレベルの選手達と同じ舞台に立つためにがんばってきた選手や関係者の皆さんがお気の毒です。


審判の前で演技するチャンスを設けてくれたことは評価したいと思いますが、さほどエントリーの数が多かったわけでもないので、各カテゴリーの最初にエキシビまたは特別演技として観客がいるときに出来なかったのかなぁとも、ちょっと不満に思います。

マカオ代表、9歳の関如心選手、どんな演技だったのかちょっと気になりますが、彼女の夢がいつかかなうといいですね。

各国のISUに加盟出来ない諸事情は分かりませんが、早く手続きが完了して夢がつなげられることを祈っております。

Munchkin3号発熱



土曜日に夜通し起きた夜勤のあとに、交代のスタッフがノロウィルスにやられたとかで4時間延長が決まった頃、いつもなら帰る支度をする時間に旦那から連絡が入り、Munchkin3号が38度の熱を出して唸っているとのことでした。
私が定時に終わって急いで帰れれば自宅で待機も可能だったのですが、8歳児を一人家に置いていくわけにも行かず、今日は3人との市営のプログラムでスケートのレッスンとインストラクター業務があったので、Advilを一錠飲ませて温かい格好をさせて一緒に連れて行くしかありませんでした。

今年初めての本格的な風邪かな?今頃唸って“*ポカリスウェット”をリクエストしているかも・・・と電話を後でかけてみたら、即効性があったようで解熱したら気分がよくなり普通に練習をしてしまったようです。

帰ったらやっぱり少しまた熱が上がったので、今週末はずっと家にこもっております。
明日の学校には影響なさそうです。
おかげでM-1の練習の付き添いはずっと旦那でなんだか数日練習の様子を見ておりません。

ノロウィルスで学校閉鎖になったところもあると聞いているのですが、おなかの症状はぜんぜんないし、他の家族はピンピンしているのでこのままうつらずに過ごせたらと思っております。
3月に全員がコンペ(下二人はお遊び)を控えているので、寝込むほど体調を崩すことがないようにと、念じております。



*ポカリスウェット
いつの頃からか、我が家では風邪ひきさんの定番飲料になっております。
日本から粉末を送ってもらっていて風邪の時にはこれをせっせと水に混ぜて飲ませるのですが、最近誰も風邪をひかなかったので沢山あまっております。
今回もさほど消費されませんでした。

冬季アジア*男子

今更ですが、冬季アジア大会のサイト

冬季アジア*中野選手*金メダル

ちょっと前に、がんばっている村主選手がこのまま金メダルだといいなぁ~なんて、コメントを某所に書いたばかり・・・

新聞サイトをうろうろしていたら、中野選手逆転で金メダルの文字が・・・


今年は中野選手を応援しているので嬉しいのですが、ちょっとだけ複雑な心境です。


次はそれぞれに、世界選手権と四大陸ですが、二人ともベストの演技が出来ますように、祈っております。


スケジュール的に、村主選手はちょっとタイトですよね。

がんばってください。

Munchkinsの近況+07-08シーズンのプラン





全米選手権も終わって、ちょっと一休みというわけでもなく、地道な努力を続けている我が家のSkaterたちですが、そろそろ今年のシーズンプランを考えて見ました。


とりあえず、決まっているのは4月ごろまでですが・・・


Munchkin1号は、初コンペエントリー以来毎年出ていたMAのWocester Openのエントリーを今年はやめて、少し早めにNH最大のクラブ主催の大会で、シーズンを始めることにしました。

今年はプログラムがどちらも去年から同じものなので、今回は時間的に余裕もあり・・・でも各エレメンツの仕上がりや充実度が上がっているかというと、それはまた別のお話し・・・(苦笑)


4月以降は、新採点方式を採用しているコンペを拾ってエントリーする方針にしました。


Munchkin2,3号は、コンペとはまた今年も無縁で終わりそうですが、小さい子供用に全員がメダリストになれるコンペが開かれるので、3月にそれに出ます。

確か曲もいらなかったはずです・・・

ホームリンクで市が主催のコンペかな?

多分私はボランティアで借り出されると思います。


夏の間に劇的に上達することがあれば、9月のホームクラブで開催されるProvidence Openにお遊び半分エントリーしてみてもいいかなとも思うのですが、今のところ2人はコーチもいないので、そうなったら夏の間にリーズナブルな値段で見てくれるローカルのコーチを探したいと思います。

お姉ちゃんが教えてくれると一番いいんですけどねぇ~(苦笑)

時間もないのも在りますが、お姉ちゃんの言うことなんか全然聞きませんからねぇ~。困ったもんです。

全米選手権2007*寂しくなかったですか?





私はやっぱりミッシェルとサーシャが見れなかったことが、結構寂しかったです。
彼女達の抜けた穴は、大きかったと思いました。
若手の選手の今年の結果も、おおこれは・・・と感動した演技があまりなかったので・・・特にフリーはちょとがっかりでした。
ミッシェルとサーシャですが、来シーズン以降戻ってくるのか否か・・・・ディック・バトン氏も彼女達は多分戻ってくるかも知れないし、多分戻ってこないかも・・・とのコメントで、いったいどっちなのよっ!とテレビの前で突っ込んでおきました。(笑)
シニアのショートが終わった時点でフリーを見た後には、もうあの二人が帰ってくるのは無理だろうと思わされるのかもしれない・・・とそんなことを考えていた私ですが、でも蓋をあけてみたら・・・
まだまだあの二人には帰ってきてアメリカのフィギュアスケート界をもっと活性化させてもらわなくては・・・と思いました。
来シーズン二人が全米選手権にエントリーするということは、正直リアリティーにかけるという気もしますが、それでも私は二人にまた帰ってきて欲しいです。

フィギュアスケート女子選手の場合は、20歳頃がピークだとも言われていて、それから下降線をたどるというようないわれ方をしますが、ペアの井上選手やロシアのペア、ペトロワ選手などのようにがんばっている選手もいるのだから、シングルはエレメント的に体力的な負担も多いかもしれませんが、二人には平均年齢のピークをもっと上げて欲しいなと思っています。



全米選手権2007*Senior アイスダンス感想まとめ





アメリカのアイスダンス界で今年の注目ナンバー1は、なんと言っても若手急成長の WHITEと/DAVIS組の二人にあったと思います。 入れているエレメンツのすべてがレベル4と承認される実力があるので、これからコンポーネンツの方と磨いて知名度も上がってくればタニスとベンを脅かす存在になってくれると思いました。


早ければ来年には・・・

新採点方になってから、以前よりもこれまでの実績で過大評価されることが少なくなったと思うのですが、でもまだまだやっぱり残っていますよね。ラピュテーションってやつでしょうか?
でもまだ二人の演技には若さが残っていて、細かくここが・・・とは指摘できませんが、よく言えばまだ伸びしろたっぷりということなのだと思います。
White選手の表情がもっともっと豊かになるといいですね。


今年も2位のGregory / Petukhov 組は咋シーズンにコーチを変えていますが、変えずにいたらおそらくWHITEと/DAVIS組に抜かれていたでしょうね。
でも今年のプログラムは、とても良い仕上がりで結構好きです。
世界のTop5はまだまだ厳しいかもしれませんが、出来るだけ上位を狙ってがんばって欲しいです。
また来年シーズンにも期待したいと思います。

タニスとベン・・・今年唯一全米チャンピオンのタイトルを守った二人でしたが、ジャッジに変更前のプログラムをエレメンツのリサイクルが多くてつまらないと指摘されたそうで、長年同じコーチとコリグラファーでやっていますが、コリグラファーを変えて来年あたり冒険してみるのもいいかもしれないなぁと思いました。

どんなにすごい振り付けしでも、やっぱり見たら、あ、これはあの人の振り付けだなぁ~と分かってしまうことがありますよね。
常にクリエイティブで新しいものを求められるアイスダンスにおいて、またこんなテイストかぁ~という印象をもたれることはどうしてもマイナスになりますからねぇ。

とはいえ、これまで上手くいっていたコーチ陣やコリグラファーを変えるのはリスクもありますし、コーヒーのブレンドを変えるように気軽に出来るものではありませんからねぇ~。
でも、来シーズンはこのチャンピオンチームも、のんびりとはしていられないと思いますよ。

4位のチーム Navarro / Bommentre組も今年スケアメで拝見しましたが、その時の演技を見て、去年よりも力をつけてきて今年は全米でTo3に入れるかも・・・との印象を持ちました。
このときは、今年シニア初参戦のWHITEと/DAVIS組のことをぜんぜん知らなかったので・・・
来年の飛躍に期待したいと思います。

Matthews / Zavozin 組はMatthews選手が背中か腰の故障を抱えているとの情報でしたが、彼らの実力はまだ発揮されないまま全米が終わってしまったかもしれません。
シーズンが終わったら、完全に故障しているところを治療して、来シーズンに期待したいと思います。

番外でNoviceのアイスダンスチャンピオンになったShibutani兄妹ですが、来年はまだジュニアに上がってくると思います。
シニアに上がるまであと1,2年でしょうか?
楽しみにしています。

メダル独占を禁じるルール?



http://www.asahi.com/sports/update/0201/212.html


村主選手がショートをトップで通過のアジア大会・・・さすが村主選手だなぁ~と、何気にさらった読んだのですが、新聞記事にはフィギュアスケート以外の種目についても書かれてあり、ひとつ気になったのがこのルール。


同一国のメダル独占を禁じるルールって・・・

こんなルールがあるんですねぇ~。びっくりです。


このルールで4位から繰り上がって銅メダルをもらっても、選手は嬉しくないんじゃないかなぁ~と思ったりもしますが・・・


あ、でも、もし現在6位の澤田選手が3位以上に上がってきって、1~3が日本選手になってしまったら、そのときも一人はメダルが貰えなくなるってこと?なのでしょうか?

それともフィギュアスケートの種目はこのルールが適応されないとか・・・???


いやぁ~なんだか、このルール適応でメダルがもらえなかったら納得行かないっていうか、選手達が気の毒な気がいたします。


全米選手権2007*アイスダンスシニア*タニス&ベンとリフト




最近のアイスダンスはアクロバティックになってきて、観ている側としてはエキサイティングで嬉しいのですが、その分、昔のアイスダンスにあった氷上の社交ダンス的なアイスダンスのよさ・・・というか、安心感みたいなものがなくなってしまったように思います。

それを一概に悪いとは思わないし、ルールを昔に方に戻して欲しいとは思いませんが、以前は腰より上に上げることは許されていなかったリフトがいろいろと楽しめるようになって、それに伴い怖さも同時に感じるようになりました。


世界のトップ選手が当たり前のようにやっているいろいろなダンスリフトですが、私はいつも3つのポイントに注目しています。


①リフトに入るときの姿勢や動き

待ち構えたりせずに、いつの間にリフトになったの?と思わせるような自然に入れる方が望ましいです。


②リフトの姿勢、形の美しさ、ホールドの長さ、曲との調和

どんなに難易度が高いすごいリフトも、曲と合っていなければ何だかちょっとがっかりしてしまいます。


③着氷の際に流れるように次の動きへ入れる

これは男子スケーターの腕の見せ所というか、リフトからガツンと氷に傷をつけないようにして流れるような動作でおりれるようになるには結構熟練が必要なんですよね。


今回の全米選手権でフリーダンスは初お披露目になったタニスとベンでしたが、いろいろとアクロバティックなリフトを入れてきておりました。

滑り込みがまだ足りていないのか、リフトへ入る際の足の形が乱れていたりして、とても気になる瞬間がありました。

今年の二人・・・世界のTop3に食い込むのは、ちょっと難しいかもしれないなぁ~というのが終わったときの正直な感想でした。